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2012年02月15日

カニ醤油、塩麹で、窒息だー。

臼杵の空は曇り空。
鈍よりの鼠色の臼杵でもあります。





朝は朝星、夜は夜星の麹作りです。

孝ちゃんが、言われて軽いノリで、TBSの
「Nスタ」に出たばっかりに大目玉です。

突然の電話攻撃、インターネットはパンク寸前。
オットットの毎日です。





地道にコツコツと麹を作り、長年のお客様に麹を
買って頂いた、カニ醤油ですが、ここ何日は
お断りの電話のみで、心苦しいばかりです。

「「塩麹」「米糀」をカニ醤油は作りよったんかえ?」

あんた、今更何を申す。

ずーっと以前から作っていました。!

人間、当たり前にコツコツ糀作りをやっていて、
今だに知名度の低いカニ醤油・・・

今は毎日30kgの糀と一日置きの15kgの糀作りで、一杯一杯です。







朝カニ醤油に並ぶ「塩麹」は生産が追いつかず、少しです。

すぐ、売り切れです。

以前からずっと買って頂いてるお客さんに
しわ寄せが行くのが、心苦しい・・・

何時か、このブームが去り、皆さんにゆっくり
「塩麹」「米糀」が渡る様になりたい・・・

地元のお客さんあってのカニ醤油。

その精神が、412年に渡り、この地で商いが出来てきた
「証」です。

孝ちゃん、
「麦飯を食って、味噌汁飲んで、梅干食べりゃ、
 人間そんなに簡単に、死なあせん」

御名答ですなあ!

脳梗塞3回でも、言う時は、言いますなあ。

御先祖様の傳右衛門さんも
「驕る事なかれ」「お客さん大事に」「地元に愛されよ」
っち、言っています。

長ーい、長ーいトンネルの向こうは、何色かなあ・・・
ふ・あ・ん・・・です。

カニ醤油ホームページはこちらをクリック


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Posted by あっこちゃん at 10:40Comments(0)日常

2012年02月06日

カニ醤油、冬景色に染まる・・・

何年ぶり、はたまたウン十年ぶりなのか?(1月)
カニ醤油に雪が降る。

冬景色で、風の吹く寒い寒い臼杵。





でも、「みそソフトクリーム」も、店の戸も
全て全開の我慢くらべのカニ醤油です。

人一人通らない商店街ですが、今日も瓶洗いで、
蒸気殺菌で、忙しいです。







雪の景色を見て孝ちゃんは、
「湯平や湯布院に配達に行きよん時はすごかったんぞ。
 周りが真っ白で、スリップせんかヒヤヒヤもんじゃった」

話が長ーい。

「湯布院に行くと、風呂に入って帰いりよ。
 っち、ばあさん達が言って、何時も風呂に入って帰いりよった」

「あんなばあさん達は、どうしたかなあ・・・」

孝ちゃん、回顧趣味にはまっている。

湯布院、湯平は坂や田んぼの中を味噌、醤油を肩に乗せて運んでいた。

「カニ醤油は、大道を行く他社と違って、畦道商売じゃ」
何か良くわからんが、何時も言っている。

遠い遠い時間の彼方の風景だったが、今はそのお得意も
代が変わり、スーパーが出来、カニ醤油の様な
極小会社の出る幕は無くなっていった。

時代は変わる。人も変わる。街の風景も変わる。

孝ちゃんや、あっこ母さんの時代も変わり、
今は412年目の12代が社長で経営している。

老兵は、消え行くのみ・・ですなあ。
「多福寺」に居る傳右衛門様始め、御先祖様達と共に
長ーく続いて行く、カニ醤油を、見てますぞ!
(その内って事です)





雪が降る。

深深とした、音のない世界。

瓶洗いの蒸気の音のみがする世界。

静けさは、人の心に遠い世界を蘇らせる。

カニ醤油の外は相変わらず、雪が舞っている。

孝ちゃん、今日はじっとストーブの番ですぞ。

徒歩50歩の旅は「お預け」ですぞ。

良いですな!


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Posted by あっこちゃん at 10:05Comments(2)日常

2012年02月02日

カニ醤油、製造販売の会社ですぞ。!

曇りの空で、雨が降りそうな、臼杵です。
時おり、突風が吹く、情緒不安定な臼杵でもあります。

今日は注文頂いた商品のラベルはりです。

醤油は出来上がって、後はラベルだけ。

「エー、あんたとこラベルも自分達で張るんな?」

何十本、何百本の醤油も自分達で製造して、ラベル張りから、
配達まで、すべてします。

「ラベル」はデザイン(ロゴも含めて)は全て社長が作成
「ラベル」は、これまた全て孝ちゃん娘が作成
オール家内工業です。





そんな疑問を持つと言う事は、
カニ醤油はただ品物を仕入れて売っているって事?かな。

お客さん、甘い甘い考えですな。

極小の4人+1人の会社ですが、メーカーですから、
すべて、製造販売です。





「塩麹は何処から仕入れるんな?。佐伯の麹屋本店な?」
あんた失礼な質問ですぞ。

「塩麹でも、カニ醤油の商品でも、裏ラベルに、
「製造者カニ醤油」っち書いてるやろ。
 それは、カニ醤油で製造販売していますっち言う
 証なんで、よう読んでみらんと。」

失礼なお客さんの教育もせんと、今は大変です。

「塩麹」は麹を作る所から、カニ醤油はやります。

毎日30kgの麹を作って、次の日は15kgの麹を作ってと、
毎日毎日、麹作りをやっています。

御用の無い方、暇な方は本当にやっているのか、
午前中にカニ醤油にお出かけ下さい。

「麹作り」か、麹部屋の麹が見られますよ。

で、今日は、間に合わないので、夜に麹作りです。

朝は朝星、夜は夜星で、麹作ってます。





行けども、行けども、13里・・
カニ醤油、陰口、嫌がらせ、を乗り越えて、今日も行く。
果てしなき、実戦に。


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Posted by あっこちゃん at 10:05Comments(1)日常

2012年02月01日

カニ醤油、「おいさん」達の、ペペル・モコ!

朝早くから、
カニ醤油の前に「おいさん」達が集まっています。

車の修理の達人「臼杵ホイールのかっちゃん」
ギターで弾き語りをしたら、涙が出るほど上手い「田中さん」
そして、我が「脳梗塞3回の孝ちゃん」

かっちゃんが、「修理屋さんが、修理出来ないっち持ってきた」と言う
スバル360の車の周りに集まっています。

「修理出来たから、孝ちゃんに見せに来た」っち。




「懐かしいなあ・・」

「やっぱり、昔の車はいいなあ・・」等々
3人で、ああでもない、こうでもないと、モゴモゴ言っている。

「俺達はやっぱりこう言う車やなあ、今の車はロマンがない」
少年の心が蘇る!





おいさん達の話は尽きない。
で、カニ醤油のカフェに移動して、
3人楽しそうに話している。

車の話から、あのスバル360の発売当時の話、
東京オリンピックの話、遂に「おいさん」達の
子供の時の話・・・・

「おいさん」達は、あのフランス映画「望郷」のラストシーン
「ペペル・モコ」と叫んだ様に、
少年の日々に涙してるのかな・・?

いいごと喋って、いいごと笑って、いいごと懐かしんで、
「おいさん」達は、
皆、昼前に、三々五々解散して、帰って行った。

「おい母さん、やっぱり昔の車は良かったのう」

「あんた、脳梗塞や言うて、先が無い様な事言うけど、良いこともあるやん」

「そうやのう、俺もワーゲンはやっぱり昔のがいんや」

なんかちょっとピント外れの答えですが、
孝ちゃん、まだまだ世の中良いことは転がっていますぜ。

しかし、
「おいさん」達は何歳になっても、青春であり、何時までも少年の心・・なのだ。

これまた、ふ、し、ぎ・・・・・・・!


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Posted by あっこちゃん at 10:05Comments(0)日常