あっこ母さんの臼杵ブログ

７月２３日は、臼杵祇園祭りの最終日。
近来まれな程の晴天。臼杵の空にもこんな色が有った
と、思うほどの晴天。




稲葉の殿様も見た祇園祭の山車が、夜、カニ醤油の前を通る。

４１１年の時代の中で、どれ位の祇園祭の山車がカニ醤油の前を
行き来しただろうか・・・。

丁稚も男衆も女衆も、番頭も故郷を思い、誰かを思い、見たのだろうか・・。





孝ちゃんは、じっと見てる。
「俺は脳梗塞・・」のフレーズも無く、じっと見ている。

子供の頃、母親と見た風景を思い出しているのだろうか。

それとも、これから先、何回祇園祭りを見られるのだろうか、
と思いつつ、見ていたんだろうか・・。





「昔はもっと人が居ったのう」
「親父が孝平が出ると迷惑をかける・・って言ったんじゃ。
　俺は祇園祭りに出た事がなかった」

あんたのお父さんは偉い！

「迷惑どころか、気が散って皆お囃子が合わんわ。」
って言ったけど、でもでも孝ちゃんは何処か淋しそう・・・





山車が過ぎ去った、カニ醤油の前は静かです。
あの騒音は嘘の様・・・・

「夏草や兵どもが夢の跡」

孝ちゃん、カニ醤油の何処か騒々しい明日が又始まります。

来年も家族で祇園祭りが見られる様に、
臼杵の伊東四郎はがんばるぞーーーーーーーーーー。
タフマン、タフマン・・・

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